カテゴリ:単行本 お勧め度:
価格:1659円
世界中で猛威を振るう、P2Pサービスによる著作権物の違法な流通は止むところを知らない。レコード・映画業界は躍起になって自分たちの収入基盤を脅かすP2Pサービスを食い止めようとしているが、そんなことはお構いなしに流通している。 国内で最も普及しているP2Pサービスの1つであるWinMXも、その目的がどうあれ流通しているファイルはほとんどが違法な著作物だ。本書はそんなWinMXにハマっていった1人の実在する人物の体験記を元に書かれており、主人公が自分の欲するファイルを探し求めてファイルを検索し、仲間を募り、交渉し、駆け引きをしていく姿を赤裸々に描いている。 この世界に存在するルールや仲間内で生じるリスペクト、さらに独自のアングラ語の数々はなかなかに圧巻であり、この主人公がファイル交換用に光回線を導入し、さらにマシンを強化していく姿にはファイル収集にかける強烈な執念を感じる。そして自分が必要なファイルから交換に必要なファイル、取引に必要な稀少価値のあるファイルの収集へと変化していき、生活の中心がWinMXにシフトしていくさまも見所である。 最後の「だからWinMXは辞・・・
ユーザーコメント数:8件
う〜ん…確かに面白かった。他の方たちが書かれてるように実在の人物の実体験を元にしてるので、非常に説得力があり「これなら確かにWinMXというのは面白かろう」と思わせる本でしたが、何より面白いのは筆者のあまりの幼稚さ。「彼女との気まずくなった仲を回復させるには二人で見たあの映画をMXで落とせば良い」との独創的なアイディア(w)には思わず苦笑い。最終章では法に抵触するファイルのやり取りをすることで「人間的に成長できた」と内省するんですがこれって本気で言ってるのかな?だとすれば津田 大介氏の他の著書も読んでみたいと思います。氏の人間性について大いに興味がありますので。




