実録
実録(じつろく)は、中国の史官が、皇帝一代の事績を記録したものを指す用語である。
その起こりは、南北朝時代 (中国) 南北朝時代以前であるとされ、梁 (南朝) 梁の武帝 (南朝梁) 武帝の事績を記した『梁皇帝実録』などの記録が見える。しかし、その編纂の制度が整備されたのは、唐代になってからであり、皇帝が崩御した後に、起居注を中心とした文書や記録を集めて編纂することとなった。さらに、実録を元にして各王朝の史書、つまり正史が作られることとなる。
現存する実録としては、北宋の『太宗 (宋) 太宗実録』が見られるほか、『明実録』2,909巻と『清実録』4,000巻余を見ることが出来る。明清の実録は、ともに影印出版されているため、便利である(『大明実録』(1942年)、『大清歴朝実録』(1937年))。
新選組
新選組(しんせんぐみ)は、江戸時代後期の幕末期に、主に京都の治安維持を目的に活動したのち、旧幕府軍の一員として戊辰戦争を戦った組織である。新撰組と表記された史料も多い。
当時の京都守護職であった会津藩主の松平容保に配下に置かれ、池田屋事件などで、京都に潜伏する過激派尊皇攘夷論者の取り締まりにあたった。
隊の規律維持のために用いられた局中法度などで粛清を行った事や、「誠」の一字の隊旗や袖口を山形の模様を染め抜いた独特の羽織でも知られる。
また、新選組をテーマにした数々の映画やドラマなども製作されている。
文久2年(1862年)、江戸幕府は征夷大将軍 将軍・徳川家茂の上洛に際して、将軍警護の名目で浪士を募集した。庄内藩の郷士・清河八郎の建策を幕府が受け入れてのものだった。